COLUMNコラム

3歳児がしゃべらない原因は発達障がい?ママやパパが理解しておくべきこと

運動療育がもたらす効果

「3歳の子どもがあまりしゃべらなくて心配…」
「ママやパパとしてできることはある?」

今回はこういった悩みや疑問を解決していきます。
本記事では以下の内容についてわかります。

  • 3歳の子どもがしゃべらない原因
  • しゃべらない子どもに対してママやパパができること

詳しく解説しているので、参考にしていただけたら幸いです。

 

3歳児の会話目安

3歳児の会話の目安は以下のとおりです。

【2歳6ヶ月〜3歳頃】模倣 発音がしっかりしてくる、大人の言うことを模倣したがる
【3歳〜4歳頃】複文 2つ以上の述語が組み合わせた複文を話せるようになる、代名詞や助詞などの文法を使い、日常的な言葉のやり取りができるようになる

あくまで目安であるため、参考程度にお考えください。

 

3歳児がしゃべらない主な3つの原因

 

3歳児がしゃべらない原因は、以下の3つが考えられます。

  • 個性・成長の個人差
  • 難聴や聴覚機能の問題
  • 発達障がいの可能性

個性・成長の個人差

2〜3歳の子どもは、月齢の差や個人差が大きいため、言葉の発達がゆっくりというケースは珍しくありません。健康・身体・認知面の発達で気になる遅れがないようであれば、周囲とコミュニケーションをとっているうちに言葉の発達が追いついていくことがほとんどです。

難聴や聴覚機能の問題

言葉は耳で聞いて覚えるため、聴力に問題があり、そもそも声が聞こえていないことが原因で言葉が遅れている可能性があります。名前を呼んでも返事をしなかったり、聞き返しが多かったり、テレビの音を大きくしたりすることが多い場合、聴力に問題がある可能性が高いかもしれません。

少しでも子どもの聴覚に異変を感じたら、かかりつけの医師へ相談してみてください。

 

発達障がいの可能性

脳に何らかの問題があり、発達障がいや知的障がいがあることから言葉の遅れにつながっている可能性も考えられます。言葉の遅れだけで判断はできませんが、他にもこだわりが強い、落ち着きがないなどの行動がある場合は、発達障がいや知的障がいの可能性があるかもしれません。

3歳児の発達障がいの特徴については下記の記事で詳しく解説しています。

https://gotoschool-web.heteml.net/lumo/2023/07/31/3-year-old-grayzone/

 

子どもがしゃべらないことに対してママやパパが理解しておくこと

子どもが他のこと比べて言葉が遅い、しゃべらない…とあれば、不安なママやパパも多いでしょう。しかし2〜3歳の子どもは、月齢の差や個人差が大きいため、言葉の発達がゆっくりというケースもあります。

子どもの言葉の遅れに対し、ママやパパが理解しておくべきことを紹介します。

 

  • 子どもの個人差は大きい
  • プレッシャーをかけない
  • 療育を受けることで克服できる場合も

子どもの個人差は大きい

冒頭でもお伝えしましたが、2〜3歳の子どもは、月齢の差や個人差が大きいため、言葉の発達だけが遅いというケースも珍しくありません。保育園に通っている、兄弟がいるなど、家庭環境によっても差が出ます。周りの子と比べず性格や個性を大事にし、子どものペースに合わせて接することが大切です。

プレッシャーをかけない

子どもにプレッシャーを与えてしまうような声がけには注意しなければいけません。例えば、「ちゃんとしゃべれたらご飯あげるよ」のような声がけはNGです。また、子どもがうまくしゃべれないからといって苛立ちを感情にだしてしまうことも注意しましょう。

子どもは怒りの感情を敏感に察し、プレッシャーで話さなくなることもあります。子どもが話しやすい環境をつくり、やる気の出る声がけを意識するとよいでしょう。

療育を受けることで克服できる場合も

療育を受けることでしゃべれないことを克服できることがあります。

下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

https://gotoschool-web.heteml.net/lumo/2023/10/16/per-year-kids-slow-speaking/

 

 

まとめ

3歳児がしゃべらない原因として、以下の3つが考えられます。

・個性や成長の個人差
難聴や聴覚機能の問題
・発達障がいの可能性

しかし、2〜3歳の子どもは月齢の差や個人差が大きいため、言葉の発達がゆっくりというケースも珍しくありません。子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。

LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。

原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。

 

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