COLUMNコラム

子どもの問題行動を徹底分析|対処法についても

運動療育がもたらす効果

子どもの問題行動が多くて困っている…
どう対処したらいいかわからない…


今回はこれらの悩みや疑問を解決します。本記事では以下の内容についてわかります。

  • 子どもが問題行動をとる原因
  • 問題行動への対処法

詳しく解説するので参考にしていただけたら幸いです。

子どものよくある問題行動

子どもによく見られる問題行動を6つ紹介します。

  • 注意されても同じことを繰り返す
  • 攻撃的な態度をとる
  • 嘘をつく
  • 暴れたり物にあたったりする
  • 学校に行かない・不登校

注意されても同じことを繰り返す

ママやパパのいうことを聞かず注意を無視して同じことを繰り返す、このような行動をとる子どもも多いでしょう。しかしこのような問題行動の場合、成長につれ解決していくことがほとんどです。なぜなら、このような問題行動は自我が芽生え始めていることによる場合が多いからです。

基本的に子どもは他者の意見を否定する行動をとるので、突然習い事を嫌がったり、言ったことの逆のことをやりたがったりします。 そのような時は、無理に強制せず自分で考えられるように導くことが重要です。すべての意見を聞き入れる必要はありませんが、自我が芽生え出したときに自分で考えて、成功も失敗も経験できた子どもはその後大きく成長します。

攻撃的な態度をとる

なかにはママやパパ、ともだちに対して攻撃的な態度をとる子どもいます。子どもに攻撃的な態度をとられると「このまま攻撃的に育ってしまうのではないか…」と心配になってしまうかもしれませんが、適切な声掛けや関わりによって対処が可能です。攻撃的な姿勢は、不安や恐怖を感じることがあると出やすくなります。たとえば、車の運転でイライラしやすいのはそのためです。攻撃的な態度は人の本能として発生するので、怒られてしまうとさらに攻撃的な行動が強化されてしまうこともあります。

適切な対処とは、傾聴の姿勢を示し、行動の理由を丁寧に言わせることです。また、力加減がわからずに一見すると攻撃しているように感じられる場合もあるので、適切な加減を教えてあげることで和らぐこともあるでしょう。

嘘をつく

子どもは怒られたくない、ママやパパに心配をかけたくないなどが理由で嘘をつくことがありますが、成長の過程で起こる自然な現象です。子どもが嘘をつかないようにするためには、大人の方が普段のコミュニケーションで嘘をつかないことや、約束を破らないことが重要です。多くの場合、大人が先行して嘘をついている場合がほとんどだからです。

たとえば、子どもに言うことを聞いて欲しくて大人の方から交換条件を提示することはよくあります。しかし「〇〇したら〇〇買ってあげる」などと言ったにもかかわらず「〇〇だったからまた今度ね」と条件を変更してしまうことはないでしょうか。このような場合に子どもは嘘や約束を破ることを覚えているケースが非常に多いのです。

子どもが嘘をつかないようにするために、まずはママやパパが嘘をつかない、約束を破らないことを心がけるとよいでしょう。

暴れたり物にあたったりする

ものを投げたり壊したり、ものに当たる問題行動が現れる子どももいます。ものに当たる問題行動は、感情をうまく表現できない場合や、不満やストレスの解消ができていない子どもに多く見られます。ものを乱暴に扱うことがいけないのがわかっていてもそのような問題行動が頻繁に見られる場合は、モロー反射が残存していて、意思とは裏腹にそのような行動を起こしている可能性があります。

反射は運動によって調えることができるのでそのようなトラブルがある場合はLUMOヘお問い合わせ下さい。

学校に行かない・不登校

はじめは些細な理由から学校をサボり、徐々に不登校になってしまう子どもも少なくありません。不登校になる原因はさまざまですが、割合として多いのは集団への適応が難しいと感じるケースです。感覚過敏や過緊張などは子どもにとって非常に大きなストレスであることに加え、他者からは分かりづらく、理解されないという点でつらさを感じることが多いとされています。

過緊張を調えるための運動と、ストレスを抱えている原因を突き止めることで改善されることもあるでしょう。

 

子どもの不登校についての記事はこちらで詳しく紹介しています。

 

子どもの問題行動の原因

子どもの問題行動の原因と心理を3つ紹介します。

  • 家庭での問題
  • 学校での問題
  • 発達障がいの可能性

家庭での問題

子どもの問題行動が頻繁に見られる場合、家庭や親子関係が問題になっていることがあるといわれています。たとえば、ママやパパの過干渉や溺愛から、教育に熱心になりすぎたり、子どもの行動に細かく介入したりすることが子どものストレスになっていることも考えられます。

問題行動のすべてが家庭が原因というわけではありませんが、一度子どもと話し合うことで問題行動の解決につながるかもしれません。積極的にコミュニケーションを図るようにしましょう。

学校での問題

学校への不満が問題行動を引き起こしていることもあるでしょう。ともだちや先生とのトラブルだったり、勉強がついていけなかったりと、学校ではさまざまな原因が考えられます。

しかし学校での出来事をママやパパに相談できないために、問題行動が引き起こされているケースもあります。家庭では子どもが話しやすい環境をづくりを心がけ、コミュニケーションを密にしましょう。

発達障がいの可能性

攻撃的や反抗的だったり、学校で周りに合わせられなかったりする場合、発達障がいが原因であることも考えられます。今まで特性が表に出てこなかったとしても、進級や進学などの環境の変化で明らかになってくることもあるでしょう。

もちろん、発達障がいだからといって問題行動を起こすというわけではありませんが、少しでも気になるようなら医療機関へ相談してみてください。

 

発達障がいについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

まとめ:子どもの問題行動の背景や心理を理解しよう

子どもの問題行動はさまざまで、原因も成長につれ解決していくものや、家庭や学校が原因で引き起こされることもあります。ママやパパは問題行動について理解し、適切な対応をとることが重要です。

子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。

LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。

原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。

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