コラム

発達障がいのお子さまに「運動療育」はどんな効果がある?ココロとカラダを調えるアプローチ

運動療育がもたらす効果

【この記事の結論】運動療育がもたらす効果とは?

「言葉がゆっくりな気がする」「集団の中でじっと座っているのが苦手みたい」

お子さまのそんな姿を見ると、つい「言葉の練習」や「座る練習」をさせなきゃ、と焦ってしまう保護者さまも多いのではないでしょうか。

しかし、いまできないことは決して障がいではなく、すべて発達の途中です。本記事では、目に見える行動の奥にある「カラダの土台」に着目し、運動療育が子どもたちの成長にどのような変化をもたらすのかを解説します。

 


 

Q.運動療育は、発達障がいのお子さまにどんな効果があるのですか?

A.言葉の遅れや落ち着きのなさに対して、無理に言葉や座る練習をするのではなく、カラダ全体を大きく動かすことで脳(脳幹)にアプローチし、発達の土台を調える効果があります。

 

「原始反射」に働きかける運動を通じてカラダの土台が安定すると、結果として「座っていられるようになる」「言葉が増える」「お友だちとの関わりがスムーズになる」など、ココロの余裕や社会性の育みに繋がっていきます。

【一覧表】運動療育で育まれる「3つのチカラ」

 

 

運動療育は、単に「足が速くなる」「スポーツが上手になる」ことだけを目的としていません。カラダを動かすことで、以下の3つのチカラが総合的に育まれていきます。

 

 

育まれるチカラ

具体的な効果・日常生活での変化

① カラダのチカラ(身体・感覚)

体幹がしっかりし、姿勢が崩れにくくなる。よく転ぶ、手先が不器用といった戸惑いが和らぎ、感覚の過敏さが落ち着いてくる。

② アタマのチカラ(認知・学習)

原始反射にアプローチすることで、無意識に出てしまう反射の軽減。先生のお話を聞く、黒板の字をノートに写す、走るといった学習や運動の土台などにつながる。

③ ココロのチカラ(情緒・社会性)

カラダを動かすことで情緒が安定する。お友だちといっしょに活動する中で、順番を待つ、ルールを理解するといった社会性が育つ。

 

 

なぜ「カラダを動かすこと」が発達の土台になるのか?

 

脳とカラダは深く繋がっている

「言葉が遅いのに、なぜ運動?」と不思議に思われるかもしれません。しかし、言葉を話したり、人の気持ちを想像したりする高度な脳の働きは、呼吸や姿勢を保つといった「カラダの根幹(脳幹)」がしっかりと育つことで、初めてスムーズに機能し始めます。

カラダを動かす経験が不足していると、この土台がグラグラしてしまい、結果として「言葉が出にくい」「落ち着きがない」といった戸惑いとして表れるのです。

 

LUMOが大切にする「原始反射」へのアプローチ

LUMOの運動療育では、この土台のグラつきの要因となる「原始反射」に着目しています。

赤ちゃんの頃に備わっていた反射が発達の途中で残っていると、特定の音に極端に驚いたり、カラダの力加減がうまくできなかったりします。トランポリンで跳ねる、平均台を渡るといった運動を通じて脳幹に刺激を送り、原始反射の統合を促すことで、ココロとカラダのバリアを優しく取り除いていきます。

 

 

【LUMOの成長ストーリー】運動で「できた!」が増えた子どもたち

 

実際にLUMOの運動プログラムを通じて、あきらめをチャレンジに変え、新しい一歩を踏み出した子どもたちの姿をご紹介します。

 

【ストーリー1】言葉がゆっくりで、ジャンプの仕方がわからなかった4歳の男の子(年少)

    • LUMOに出会う前の状況: 言葉をうまく発せられず、カラダを動かすこと全般に戸惑いがありました。足裏の感覚の過敏さからつま先歩きになっており、ジャンプが1ミリもできない状態でした。
    • LUMOでの変化: 先生が同じ目線で寄り添い、楽しい運動を重ねた結果、半年後には両足でのジャンプができるように!発達の土台が調ったことで語彙も増え、言葉で自分の思いを伝えてくれるようになりました。

1ミリも浮かなかったジャンプができて感動しました。語彙が増えて、言葉で思いを伝えられるようになりました。

 

【ストーリー2】集団のペースに合わせることに戸惑っていた7歳の男の子(小1)

    • LUMOに出会う前の状況: 保育園の頃から、集団生活の中で先生のお話を聞いて動くことに難しさを感じていました。小学校入学後も、授業中にじっと座っていられるか、ご家族は強い不安を抱えていました。
    • LUMOでの変化: 小集団の運動で思い切りカラダを動かし、エネルギーを発散することでココロが安定。周囲を見る余裕が生まれ、「聞く・見る」姿勢が育ちました。今では学校の授業中も想像以上に着席して参加できるようになり、順番を待つ社会性も育まれています

聞く・見るという姿勢ができて、自ら動けるようになりました。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q. 運動がとても苦手で、すぐに諦めてしまうのですが大丈夫ですか?

A.はい、大丈夫です。LUMOは「できないことを無理にやらせる場所」ではありません。先生が「先にいる者」としてひとりひとりの文脈を理解し、「ギリギリ届かない適切な負荷(スモールステップ)」を設計します。まずは「楽しい」と感じることからいっしょに始めます。

Q. 運動療育の効果はどれくらいで表れますか?

A.お子さまの発達のペースによってひとりひとり異なります。すぐに目に見える変化が表れるお子さまもいれば、数ヶ月の時間をかけてゆっくりと土台が調っていくお子さまもいます。私たちはそのプロセス自体を大切な「成長」として見守ります。

 

 

Q. 放課後等デイサービスの「預かり型」との違いは何ですか?

  1. 自由に遊んで時間を過ごす預かり型とは異なり、LUMOでは、お子さまのいまの発達段階に合わせた「セミパーソナルな運動プログラム」を提供しています。ただお預かりするのではなく、教育者としてお子さまの自律した一歩を引き出す伴走を行います。

 

 

LUMOの療育について

「言葉が遅い」「落ち着きがない」といった姿は、決してその子が困らせようとしているわけではなく、子ども自身が一番戸惑いを抱えています。

LUMOでは、全国の校舎(2026年オープンの有明校含む)で、カラダを動かすことを通じてその戸惑いを解きほぐし、あきらめをチャレンジに変えるサポートを行っています。

「うちの子にはどんな運動が合っているのだろう?」と思われたら、ぜひ一度LUMOへご相談ください。無料体験で、お子さまの可能性を引き出すお手伝いをさせていただきます。

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