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子どもが床に寝転ぶ理由とは？発達障がいの気づきポイントについて紹介
子どもが床に寝転ぶ行動について気になるママやパパもいるのではないでしょうか。子どもが突然床に寝転んでしまう背景には「感覚過敏」の可能性が考えられます。感覚過敏とは、外部からの感覚刺激に対して過度に敏感になる状態のことで、発達障がいの子どもに多く見られます。
今回は、子どもが床に寝転ぶ理由や発達障がいの気づきポイント、相談先について解説します。
子どもが床に寝転ぶ理由｜感覚過敏の可能性
子どもが突然床に寝転んでしまう背景には「感覚過敏」の可能性が考えられます。感覚過敏とは、外部からの感覚刺激に対して過度に敏感になる状態のことです。日常の光や音、触感などに対して非常に敏感であり、これらの刺激が耐え難いほど不快に感じることがあります。
感覚過敏の子どもが床に寝転ぶ理由は、以下が考えられます。
・安心感を得るため
・周囲の刺激から逃れるため
感覚過敏については、下記の記事で詳しく解説しています。
感覚過敏の子どもに当てはまるチェックシートを紹介！対策についても
発達障がいの気づきポイント
発達障がいは感覚過敏を伴うことが多く見られますが、感覚過敏があるからといって必ずしも発達障がいであるとは限りません。発達障がいの子どもには、床に寝転ぶ以外にもさまざまな特性や行動が見られることがあります。ここでは、発達障がいの気づきポイントについて詳しく解説します。
ASD（自閉スペクトラム症）の場合
ASD主な特徴や困りごとは次のとおりです。
・他人とのコミュニケーションが苦手で、目を合わせることが少ない
・社会的な状況や他人の感情を理解するのが難しい
・共感することが難しく、他人の立場に立って考えるのが苦手
・友達を作るのが難しく、孤立しやすい
・グループ活動や協力作業での参加が困難
・他人の気持ちを理解できないため、誤解を招くことが多い など
ASDは、対人関係やコミュニケーションに困難を抱えることが多く見られます。また、限定された興味や行動があり、こだわりが強い傾向も見られます。
ADHD（注意欠如多動症）の場合
ADHDの主な特徴や困りごとは次のとおりです。
・集中力が続かず、気が散りやすい
・じっとしているのが難しく、常に動いている
・思いついたことをすぐに行動に移してしまう
・学校での授業についていけないことが多い
・教室や公共の場で静かにするのが難しい
・社会的なルールやマナーを守るのが難しい など
ADHDは、不注意、多動性、衝動性の症状が見られます。これらの症状は、日常生活や学習に影響を与えることが多いとされています。
発達障がいが疑われたら
発達障がいが疑われたら、知能検査を受けるのがおすすめです。たとえ発達障がいでない場合でも、子どもの現在の発達状況が把握できます。子どもは成長の個人差が大きいため、発達障がいと診断されることもあれば、グレーゾーンと診断されることもあるでしょう。
どちらにしても知能検査を受けることで現在の状況がわかるため、知能検査は受けておくと安心です。次にとるべき行動も見えてくるでしょう。
発達障がいの子どもの相談先
発達障がいの子どもが適切なサポートを受けるためには、専門的な機関や支援センターへの相談が必要です。主な相談先は次のとおりです。
・発達障がい者支援センター
・児童発達支援センター
・精神保健福祉センター
・保健所・保健センター
・児童相談所
発達障がいの子どもは、特性によりその場に合わない不適応行動をしてしまうことも多いでしょう。そのため、社会適応力を養っていくことが大切です。
LUMOでは、発達障がいによるさまざまな困りごとに対し、子どもが大好きな運動でアプローチします。「どこへ相談するべきか悩んでいる…」というママやパパは、ぜひ一度LUMOへご相談ください。
まとめ
今回は、子どもが床に寝転ぶ理由や発達障がいの気づきポイント、相談先について解説しました。子どもが突然床に寝転んでしまう背景には「感覚過敏」の可能性が考えられます。
発達障がいは感覚過敏を伴うことが多く見られますが、感覚過敏があるからといって必ずしも発達障がいであるとは限りません。ほかにも発達障がい特有の症状が見られる場合には、早めに医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。
LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。
発達障がいやグレーゾーンによる困りごとは、ぜひLUMOへご相談ください。