COLUMNコラム

【2・3歳】場面や気持ちの切り替えが苦手な原因は?対処法についても

運動療育がもたらす効果

場面の切り替えが苦手な原因が知りたい…
場面の切り替えが苦手な子どもの対処法が知りたい…


今回はこれらの悩みや疑問を解決します。本記事では以下の内容についてわかります。

  • 場面の切り替えが苦手な原因
  • 場面の切り替えが苦手な子どもの対処法

詳しく解説するので参考にしていただけたら幸いです。

 

【2・3歳】場面の切り替えが苦手な理由

場面の切り替えが苦手な理由はさまざまで、ひとつの原因だけでなく複数の原因が絡み合っていることも考えられます。

  • 夢中になりすぎて周りが見えない
  • 感情のコントロールが難しい
  • 集団行動が難しい

夢中になりすぎて周りが見えない

場面切り替えができない子どもは、ひとつのことに夢中になりすぎてしまう傾向にあります。次になにをすべきか、なにをしなければならないのかを考えていない、もしくはわからない状態です。
「楽しすぎてやめたくない」「もっとやりたい」気持ちが強く、中断することに対する拒否感が出てしまうことから、切り替えが困難になっています。

感情のコントロールが難しい

2・3歳の場合は、感情をうまくコントロールできません。自分の感情を表現できない、言葉でうまく伝えられないなど、自分の気持ちを説明することができないケースがほとんどです。
熱中していること中断された不快感を自分のなかで対処できず、怒りの感情が爆発することもあり、泣きわめいたリ癇癪を起こしたりすることもあるでしょう。成長の過程で少しずつ改善していくことがほとんどですが、発達障がいの特性により感情のコントロールができていない可能性も考えられます。

集団行動が難しい

幼稚園や保育園で場面の切り替えが苦手な子どもは、そもそも集団行動を苦手としている可能性も考えられるでしょう。しかし2〜3歳であればようやく言葉を覚えてきた時期で、まだまだ自分の思いを伝えることも困難です。

成長につれコミュニケーション能力が身につき、徐々に集団行動に適応できるようになります。

集団行動の困難についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【2・3・4・5歳】年少生で集団行動ができない子どもの特徴と改善方法について

 

【2・3歳】場面の切り替えが苦手な子どもへママやパパができること

場面の切り替えが苦手な子どもへ、お家でママやパパができるサポート方法を紹介します。

  • スケジュールを立てる
  • 早めの予告と具体的な声がけ
  • 感覚過敏への対策

スケジュールを立てる

スケジュールをつくり事前に伝え、見通しを立ててあげることで切り替えがスムーズにいく場合があります。口頭だけでは覚えられなかったり、忘れたり、うまく伝わらないでしょう。紙に文字や絵など、子どもが興味を持ちやすく伝わりやすい表現を用いて提示することがポイントです。

気持ちがうまく切り替えられないときは、一緒にスケジュールを確認しながら、納得できるよう少しずつ練習していくとよいでしょう。

早めの予告と具体的な声がけ

声がけを工夫することで切り替えがスムーズにいくこともあります。たとえば、「あと1回にしようね」「あと何分だよ」と具体的に終了や区切を予告します。心の準備や感情のコントロールがしやすくなるため、パニックを起こさず次の行動に移れるでしょう。
気持ちや行動をスムーズに切り替えることができない子どもには、具体的な声がけを事前にすることが有効なので、心がけてみてください。

感覚過敏への対策

集団行動が苦手な子どもは、モロー反射が残存している可能性があります。モロー反射とは原始反射のひとつで、原始反射が残っていると自分自身をコントロールすることが困難だったり、本来の生体リズムをうまく刻めていなかったり、学力や運動能力、社会生活にも影響がでる可能性もあります。

子どもたちの成長と発達をサポートするために、原始反射を調えることはは欠かせない要素といえるでしょう。モロー反射を調えることで感覚過敏を改善し集団に対応できるようになったとの例も多く聞かれています。

 

モロー反射は運動によって調えられるので、気軽にお問い合わせください。

適切な支援で場面の切り替えの苦手を克服しよう

場面の切り替えが苦手な理由はさまざまで、複数の原因が絡み合っていることも考えられます。原因を理解し、適切なサポートをすることで改善も目指せるでしょう。お家ですぐに実践できる方法も紹介しているので、ぜひ試してみてください。

子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。

LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。

原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。

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