COLUMNコラム
【2・3歳】会話ができない原因は?対処法についても紹介
「子どもが会話ができない原因が知りたい…」
「会話ができない子どもへの対処法が知りたい…」
今回はこれらの悩みや疑問を解決します。本記事では以下の内容についてわかります。
- 子どもの会話ができない理由
- 会話ができない子どもへの対処法
詳しく解説するので参考にしていただけたら幸いです。
【2・3歳】会話のレベルについて
2・3歳の会話の目安を見ていきましょう。
- 2歳の目安
- 3歳の目安
2歳の目安
2歳の会話の目安
- 【1歳6ヶ月〜2歳頃】二語文「わんわん いた」「ぶーぶ きた」など
- 【2歳〜2歳6ヶ月頃頃】三語文「パパ おしごと いく」など、「どうして?」「なんで」などの疑問も増えてくる
- 【2歳6ヶ月〜3歳頃】模倣 発音がしっかりしてくる、大人の言うことを模倣したがる
3歳の目安
3歳の会話の目安
- 【2歳6ヶ月〜3歳頃】模倣 発音がしっかりしてくる、大人の言うことを模倣したがる
- 【3歳〜4歳頃】複文 2つ以上の述語が組み合わせた複文を話せるようになる、代名詞や助詞などの文法を使い、日常的な言葉のやり取りができるようになる
あくまで目安ですので、参考程度にお考えください。
【2・3歳】会話ができない原因
2・3歳の子どもが会話できない原因として言語発達遅滞が考えられます。言語発達遅滞について詳しく解説します。
- 言語発達遅滞の特徴
- 言語発達遅滞の原因
- 言葉の遅れが気になったら
- 言語発達遅滞の改善方法
言語発達遅滞の特徴
言語発達遅滞とは、発語や言葉の理解が、生活年齢から予測される平均的な状態よりも大幅に遅れる状態をいいます。おおむねの基準として、以下のような状態である場合は言語発達遅滞と判断できるといわれています。
言語発達遅滞の判断基準
- 1歳半までに意味のある単語を話さない
- 2歳までに2語文を話さない
- 3歳までに3語文を話さない
- 4歳までに簡単な質問に答えられない
- 5歳までに50語以上の単語を話さない
※あくまで判断基準なので個人差はあります
言語発達遅滞の原因
言語発達遅滞は、主に以下の原因が考えられます。
言語発達遅滞の原因
- 発達障がい
- 聴覚障がい
- 環境的要因
個人差の範囲内であれば、成長の過程で遅れが目立たなくなることがありますが、上記が原因で言語発達遅滞が引き起こされる原因も考えられるます。
言葉の遅れが気になったら
2・3歳の子どもは発達過程で個人差がとても大きく、言葉の遅れだけで発達障がいなどを診断することは困難です。まずは言葉を育てる環境づくりに重点をおき、心配なことはかかりつけの小児科や自治体の相談窓口などへ相談しましょう。
ただし、聴覚障がいが疑われる場合は早めの対処が必要です。早急に聴覚検査を受けましょう。
言語発達遅滞の改善方法
言語発達遅滞の原因はさまざまであり、適切なサポートにより改善が期待できます。
こちらの記事でも詳しく紹介しています。
言語発達遅滞を理解し会話の困難を改善しよう
2・3歳の子どもが会話できない原因として言語発達遅滞が考えられます。言語発達遅滞とは、発語や言葉の理解が、生活年齢から予測される平均的な状態よりも大幅に遅れる状態を言います。個人差があり、原因もさまざまですが、適切なサポートにより改善される場合もあります。
子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。
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原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。