COLUMNコラム
引きこもりの子どもの運動不足を解消!運動不足の危険性についても
「子どもが引きこもりになり運動不足が心配…」
「運動不足の解消法は?」
今回はこれらの悩みや疑問を解決します。本記事では以下の内容についてわかります。
- 引きこもりによる運動不足の危険性
- 運動不足の解消法
詳しく解説するので参考にしていただけたら幸いです。
引きこもりによる運動不足の危険性
子どもの運動不足により引き起こされる危険性を紹介します。
- 肥満になる
- 筋力の低下
- うつの発症
肥満になる
大人でもいえることですが、運動不足は肥満の大きな原因になります。小児期に肥満になると、さまざまな健康の問題が引き起こされるので注意が必要です。高血圧や睡眠時無呼吸、糖尿病や運動機能の障がいなどが挙げられます。
また、子どもの場合は見た目を気にしてますます家からでられなくなることも考えられるでしょう。小児期の肥満はカラダのリスクだけでなく、ココロの不調を引き起こす原因にもなります。
参考:ドクターサーチみやぎ
筋力の低下
運動不足になると筋力が衰えていきます。筋肉は運動器だけではなく、内臓や認知・精神機能も守るはたらきをしているため、筋力の低下は免疫力も低下させてしまいます。
免疫力が低下すれば、病気にもかかりやすくなり、常に体調不良をともない病気がちになってしまうでしょう。
うつの発症
運動不足により日光に当たらない生活を続けていると、うつを発症する可能性が高くなるといわれています。セロトニンといわれる脳内伝達物質が低下するためです。別名幸せホルモンとも呼ばれており、人が幸せを感じるために必要不可欠なホルモンです。不登校による精神的なダメージに加え、セロトニンの低下により、ますます落ち込みから抜け出せなくなるでしょう。
うつの発症を防ぐため、日光に当たる機会をつくってあげることが大切です。
引きこもりによる運動不足の解消法
運動不足の解消法を4つ紹介します。
- 運動の習い事をする
- 家事を手伝ってもらう
- 家族で外出する
運動の習い事をする
運動不足解消のためには、カラダを動かす習い事を受けさせるのがおすすめです。なぜなら、運動不足の解消はもちろん、習い事でたくさんの成功経験を積むことで引きこもりや不登校脱出のきっかけになることもあるともいわれているからです。習い事をとおして「楽しい」が原動力となり、自ら運動するようになることも期待できるでしょう。
子どもの自信を取り戻し、自己肯定感を高めてあげてください。
家事を手伝ってもらう
子どもに家事を手伝ってもらうことで運動不足の解消になります。掃除や洗濯などの家事は結構体力が必要になるので、ひと通り家事をこなすことで、とても良い運動になります。一緒に買い物に行けると、日光も浴びられるのでなおよいでしょう。家事を覚えることで大切なスキルになりますし、役割をもつことで自己肯定感の向上にもつながります。
自然とコミュニケーションの機会が増えるのも大きなメリットです。
家族で外出する
運動不足解消のため、普段から家族で外出する習慣をつくってみましょう。はじめのうちは近場まで散歩程度で構いません。家族でのコミュニケーションが増え、家から出る機会が増えればひきこもり脱出のきっかけが生まれるかもしれません。子どもが興味ありそうなイベントなどに積極的に誘ってあげてください。
ママやパパが率先して積極的に外出の機会をつくっていきましょう。
まとめ:引きこもりの運動不足は危険!カラダを動かす習慣を取り入れよう
引きこもりにより運動不足になると、肥満の原因になったり、病気がちになってしまったり大変危険です。日常生活のなかで、外出や運動する機会を積極的に取り入れてください。特に習い事は、自己肯定感高め、引きこもり脱出につながることもあるのでおすすめです。
子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。
LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。
原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。