INTERVIEWインタビュー

爪切りや病院診察ができるようになりました。お友達の話もしてくれます。

よしなりくんのお母様

年齢・性別 6歳・小1・男の子
症状 間欠性斜視
お悩み 運動が苦手。落ち着きがない。怖がりのため爪や髪を切ることができない。
くすぐったがり。話がスムーズでないので会話が成り立たない。
希望 周囲に合わせて行動できるようになってほしい。
日常的な活動を一つでもできるようになってほしい。

当施設では子どもの正常発達を考えたリハビリ・トレーニング・運動教室を行っております。
今回、当施設に通っていただいている子のご家族様にお話を伺いました。

お子様の発達にご不安を覚えたのはいつ頃ですか?
1歳半健診では問題なかったのですが、その後も自力で立たないので「あれ?」と思っていたんです。児童館で見るほかの子のように歩き出しもしない。喋らず、単語しか言わず、色々なことについてできるようにならなかったんです。入園前の面談では、園長先生がほかの先生方と顔を見合わせていました。担任の先生からも「ほかのお子さんの半分もできていない」と実情を伝えられていました。とにかく園には迷惑をかけていたし、退園するように言われているようで辛かったです。
その後、病院ではどのような指摘を受けましたか?
1歳半健診を受けた小児科を改めて受診したんですが、「普通の子だったのにどうしたんだろうね。異常があれば1歳くらいでわかるのにね。」と言われてしまって。思い起こすと、異様にテレビが好きで、同じ場面を何度も観たがるんですが、そうさせていたことがいけなかったんじゃないかと。原因がわからないまま幼稚園後半に入ってしまい、焦っていました。
どのようなことで悩まれていましたか?
落ち着きがなく、幼稚園では問題児として扱われていました。園のサッポートが足りていないとは感じなかったのですが、今思えば結局押さえつけられているだけで、のびのびできなかったことが可哀想だったと思います。
運動ができないことも気になっていましたが、会話も、爪や髪を切るといった日常的なことでもできないことだらけだったので、同じ年頃のお子さんと同じように喋ったりじっとしているなど、一つでもできるようになってほしかったです。
ご自身ではどのようなことを試されていましたか?
発達障がいについては色々調べていたし、実践もしていましたが、結局何が良いのかわかりませんでした。例えば年少から試した栄養療法はプロテイン、ビタミンなど、摂取するのが量的に大変でした。年中で始めた知的療育は、机に向かって30個くらいのプログラムをどんどんこなしていくというものでしたが、相変わらず落ち着きません。年長では知り合いの紹介で集団療育に入りましたが、逃げ回ったり、寝転がったり。1年もかけたのに「何のための療育?」と思うほど何も変わりませんでした。今では、いろんな方法がある中で、優先順位を間違ったということなんだと思います。
LUMOを選んだ理由は何でしたか?
運動で刺激を与えて感覚統合していくことが必要だとわかったからです。
脳幹について書いている方のブログで脳幹と発達の関係について知り、自分なりに調べていました。そんな時に、本間龍介先生の本(本間良子共著『1日2分!脳幹を鍛えれば子どもの才能はどんどん伸びる』青春出版社、2022)に出会い、まずやるべきことは運動だったんだと思いました。そこでLUMOが紹介されていたので、LUMOのInstagramやYouTubeのワークを実践したんです。また、体にアプローチする効果を期待して行った整体の先生も、本間先生の本を知っていましたし、「一般的な体操教室じゃなくてLUMOのようなところに行きなさい」と後押しされたこともきっかけです。
無料体験のご感想を教えてください。
できれば教室で行わせたかったので、埼玉にできたと知った時は嬉しかったです。電車だけでも20分乗車する距離ですが、通わせるつもりでした。
でも実際の体験では、「チョロチョロ動いてしまうけれどレッスンできるだろうか? 1時間で吸収できるのかな?」と、親として心配でした。ですが、帰り道に、いつもあまり喋らないよしなりが、「お家でやったワークを今日やったよ!」と言ってくれたのは嬉しかったですし、大丈夫かなと思えました。
LUMOに通ってみて、率直にどう感じていますか?
まだ通所して3ヶ月なので信じて待っている状態ですが、さまざまな成長があることには満足しています。以前は、このまま何も変わらず大人になるのかと思っていたのに、その将来への心配が少しずつ取れてきました。簡単に課題がなくなるとは思っていませんが、ちょっとずつできることは増えていますし、LUMOの1ヶ月ごとのレポートは、細かく書き出してくださってありがたいです。
どんな課題が解決してきていますか?
例えば最近は、爪の白い部分が伸びてきたら「お母さん、切って」と自分から言ってくれるんです。以前は、爪を噛むことで安心していたのか食べてしまうし、怖がって逃げ回るので2時間かかっていたのに、この成長は本当に大きかったです。
また、落ち着けないために診断を出してもらえなかった病院診察も、今ではきちんと受けられるようになりました。騒いでしまっていた耳鼻科での耳垢とりも「もう終わる?」と聞きながらじっとしています。極端なくすぐったがりがおさまってきていることもすごいなと思っています。
そのほかに、成長を感じることはありますか?
LUMOで友達関係を意識するようになってきたことも嬉しいです。いつも全然喋らないのに、楽しそうに「〇〇くん」「どうだった」と、単語でお友達の話をしてくれるので、それを繋げて会話しています。先日は、髪を切ってきたお友達を見て自分もできると思ったのか、自宅で切らせてくれたんです。恐怖心が取れてきたんだなとびっくりしました。それで私も、親としての心持ちが変わりました。学校ではお友達と遊べていないようだけれど、同じ年頃のお子さんがいっぱいいて楽しそうと思えているなら今はいいのかなって。
これからも通い続けたいですか?
何年も悩んでいたことが簡単になくなるとは思いませんし、まだまだ困りごとの方が多いので、継続していきます。爪が切れたからゴールではなくて、周囲に合わせて行動できるようになることが一つのゴールで、そうなれたら私も安心できます。そのために、家でのワークも継続しています。
LUMOの魅力とはどんなところでしょうか?
日常のいろんなことがちょっとずつ良くなることに、同じ悩みを抱える方は驚かれると思います。いろんな方法の中の一つとしてこんな方法があるよ、としかまだ言えないですが、私自身がこの成長に驚いていますから。それは魅力というか、効果があると言えるんじゃないでしょうか。
どんな方にLUMOを勧めたいですか?
私と同じように色々調べ尽くして、解決しなくて、悩みを抱えている方。私自身、支援級児の親同士の交流もない、幼稚園や小学校でも自分の子ほどできていない子がいない。でも、同じように悩んでいる人がいたら、こういう方法を知ったよ、とは言えると思います。LUMOのお迎えで話しかけたお母さんも、本間先生の本を読んでLUMOを知ったという方でしたし、遠方からもいらしてますよね。教育には、勉強、遊び、自由にさせるとか色々な面がありますけれど、LUMOに通っている方は、その色んなことを調べ尽くして、運動で子どもの様子が良くなることに辿り着いた方が多いと思います。

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