INTERVIEWインタビュー

気持ちをコントロールできるようになり、自らコミュニケーションを取るようになりました。

こうしんくんのお母様

年齢・性別 6歳・年長・男の子
症状 左片麻痺、てんかん
お悩み こだわりが強い。泣いて癇癪を起こしてしまう。反復行動がある。
希望 気持ちのコントロールができるようになってほしい。意欲的になってほしい。
親としても子どもへの接し方を学びたい。

当施設では子どもの正常発達を考えたリハビリ・トレーニング・運動教室を行っております。
今回、当施設に通っていただいている子のご家族様にお話を伺いました。

LUMOを知ったきっかけを教えてください。
こうしんは、4歳くらいからこだわりが強くなりました。冷蔵庫や家中のドアの開け閉め、家中の電気のスイッチを点けて消すといったことを延々とやっていたんです。少しならいいですけれど、永遠にやっているのはどうしたものかと。その上、少し思い通りにならないと癇癪を起こすので、私は怒りたくないのに怒ってしまうことが増えました。親としてどういう注意の仕方や言葉がけがいいのか、専門の療育に通わせながら学びたいと思っていました。
そんな中、子どものためにも自分がよく知る地元で子育てをしたくて、実家へ引っ越してきたのです。すぐに通い始めた支援施設以外などと並行して、子どもの好きな体を動かす習い事をさせられないかと、“運動”、“療育”のワードで近所の施設から検索されたのがLUMOでした。
LUMOを知って興味を持たれた際、どのように感じましたか?
原始反射にフォーカスしている療育は初めて知りました。そういう知識もなかったですし、そんな方法があるんだな、くらいでした。
左半身は麻痺でうまく動かせませんけれど、運動で動くようになっていけばいいなとは思っていました。歩き始めは2歳半でしたが、本人も一生懸命歩いていましたし、いろんな動きをしようとしていました。きっと体を動かすことはすごく好きだし、運動神経は良さそうだから、運動は絶対にさせたかったのです。
また、引っ越しで新しい保育園に入園したので、うまく集団生活ができるように、気持ちのコントロールができるようになったらいいなと思っていました。
そして、意欲の向上を期待しました。運動は体がうまく動かせるようになるだけでなく、生活面でも身の回りのことができるようになり、こうしたいという意欲が芽生えるきっかけになると思うのです。
無料体験のご感想を教えてください。
まず、プロの先生方だからこそできる環境だと感じました。カウンセリング時は原始反射の言葉も知らなかったのですが、例えば、手を口に入れる仕草があれば今まではすぐにやめさせていたのですが、「原始反射が関わっていることの一つなので無理にやめさせない方がいい」ということを教えていただき、その原因を初めて知りました。そのように、知見がしっかりある先生方がいるからこそ通わせたいと思いました。
そして本人が一番楽しそうに体験に参加していたのは何よりの通う決め手でした。
LUMOに通ってみて、率直にどう感じていますか?
家でできないことをLUMOでチャレンジできているし、今の状態に合わせてプランを組んでいただいて、ありがたいなと思っています。また、このあたりの運動療育の教室はLUMOの後にオープンし始めましたので、LUMOは運動療育の先駆けという印象です。
どういった点に満足していますか?
以前は嫌なことがあると言葉にせず泣いたり癇癪を起こしていましたが、最近は段々と、「自分はこうしたい」とか、できないことは「手伝って」と言えたり、自分で表現できるようになってきました。これはLUMOの運動療育で過ごしている効果だと思います。
当初考えていた課題は解決に向かっていますか?
思っていた以上に解決していると思います。もし通っていなかったら、いろんな先生と触れ合うこともいろんな運動もできなかったし、もっと家での困りごとが増えていたと思います。私もどうしたら良いかわからない状態がもっと長く続いていたと思います。
私自身も先生からフィードバックをお聞きすることで、「今日はLUMOでこんなことができるようになったかから、家でも同じ取り組みをしてみよう」と思えたりします。
また、自分でコミュニケーションを取ろうとする態度も見られるようになりました。保育所からも特に問題なく集団生活ができていると聞いていますが、LUMOに通っているからだと思っています。
これからも通い続けたいですか?
本人が行きたいと言っている限り続けたいと思います。「今日LUMOでこんなことをした」、「〇〇先生がいた」とか、すごく沢山のことを話してくれるんです。大人に見てもらいサポートしてもらうことが好きな子なので、LUMOの話を沢山してくれるということは、本人が沢山の関わりがあって楽しく通えているのだと感じています。また、LUMOは本人にとって生活リズムの一つですし、運動して楽しく過ごせる環境が、気持ちのコントロールに繋がっているようです。
親としては、LUMOでの集団の学びがなかったら、家での生活はもっとはちゃめちゃだったと想像します。集団生活を送る上で、決まった順序に合わせて動くこと、決められたルールを理解することは大事です。決まった曜日や時間にLUMOや保育所に通うことで、生活リズムを本人が把握し、自分がやるべきことや身の回りのするべきことを学んでいると思っています。
LUMOの魅力はどんなところでしょうか?
専門性の高い先生が個人に合わせて運動療育をしてくれて、本人も楽しそうに通っているところが魅力です。また親としては、子育てをしていると、自分の家庭だけじゃないからとか、逆に家庭の問題だからと孤独になりがちですけれど、LUMOで定期的に本人の様子を見てもらえていると、私も素直に「困っているんです」と相談できます。それに対して「じゃあ今度はこうしてみましょう」、「こういう声かけはどうですか?」とアドバイスいただけるので、応援してもらって一緒に子育てしている感覚です。そこはぜひ他の方にもおすすめしたいところです。
どんな方にLUMOを勧めたいですか?
保育所へ行くのがしんどいとか、小・中学校と集団生活の時間も長くなる中でうまくやれていないお子さん、みんなが座っている中で同じように取り組んだり集中することが難しいお子さんの親御さんです。運動療育は早いうちから絶対にやったほうがいいことだと思います。大きくなってから困り事が増えて本人が苦しい思いをするくらいなら、家庭だけでなく専門的に見てもらえるところで先生と関わって、多くの人に協力を得ながら子育てしていったほうがいいと思います。

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