COLUMNコラム
【5歳】発達障がいの特徴|喋れない・こだわりが強いなど
「子どもが口数が少なく、あまり喋れなくて心配…」
「発達がいによる症状?」
今回はこれらの悩みや疑問を解決します。本記事では以下の内容についてわかります。
- 発達障がいの特徴
- 発達障がいの支援
詳しく解説するので参考にしていただけたら幸いです。
5歳児の発達障がいについて
発達障がいについて以下の内容について詳しく解説します。
- 発達障がいとは
- 5歳児の発達障がいの特徴【チェックシート】
- 発達障がい・グレーゾーンが疑われたら
発達障がいとは
発達障がいとは、脳のはたらき方に個性が強く、物事のとらえ方や行動の仕方に違いがあるため、日常生活に困難がある状態を指します。診断名が同じでも特性やあらわれ方は人それぞれで、複数の障がいの診断基準に該当することも少なくありません。また、年齢・発達段階によって同じ子どもでも異なった診断がされる場合もあります。
発達障がいは特性そのものを完全になくすことは困難ですが、周囲の対応を変えることや、子ども自身が社会的なスキルを習得することにより、日常生活をスムーズに送ることが可能です。発達障がいの理解と適切なサポートにより、個々の可能性を最大限に引き出し、充実した生活を送れるよう支援することが重要です。
参考:滋賀医学大学
5歳児の発達障がいの特徴【チェックシート】
発達障がいチェックシート
- 落ち着きがない
- 行動がマイペース
- じっとしているのが苦手(待っていられない)
- 行事参加が困難
- 集団行動が苦手
- 言葉が遅い、喋れない
- 片付けが苦手
- 特定の音や匂いに敏感
- 冗談や曖昧な表現の理解が困難
- 寝つきが悪い、夜中に何度も目を覚ます
※個人差もありますので参考程度にお考えください。
発達障がい・グレーゾーンが疑われたら
子どもに発達障がいが疑われたら、知能検査は受けておいたほうがよいでしょう。たとえ発達障がいと診断されなくても、子どもの現在の発達状況がわかるからです。5歳児の場合は成長に個人差が大きく、医療機関によっては発達障がいと診断されることもあれば、グレーゾーンとされることもあるでしょう。
どちらにしても知能検査を受けることで現在の状況がわかるため、次にとるべき行動も見えてきます。
5歳から始められる発達障がいの支援
ここでは、療育について紹介します。療育とは、障がいのある子どもやその可能性がある子どもに対して、一人ひとりの障がい特性や発達状況に合わせて、将来の自立や社会参加などを目指しておこなう支援・サポートのことです。
- 療育を受けるメリット
- まずは受給者証の取得
- 療育施設を見つけよう
療育を受けるメリット
療育を受けるメリットは主に以下が挙げられます。
療育のメリット
- 適切なサポートを受けられる
- 苦手の克服につながる
- 成長のきっかけができる
療育は子どもたちそれぞれの特性について専門的な視点から理解し、適切な支援が受けられます。苦手とすることを克服する手助けとなり、子どもをありのままを認め、自己肯定感を高めていきます。また、子どもの良さを伸ばすための適切なはたらきかけや関わり方を学べるのも療育の特徴です。
療育を通じて、子どもの成長に期待できます。まずは実際に体験してみてください。
まずは受給者証の取得
療育を受けるためには、「受給者証」の取得が必要です。市区町村の自治体が交付し、療育などの福祉サービスを受ける際に利用されます。受給者証の取得により療育の利用金額を支援してもらえるため、基本的に自己負担額は1割で済みます。
受給者証には「通所受給者証」と「入所受給者証」の2種類があるため、それぞれ対応する施設を利用するために申請が必要です。自治体によって申請方法や必要な書類が異なるため、事前に確認して必要な書類を用意しましょう。
療育施設を見つけよう
まずはお住まいの市区町村に障がい児通所支援の利用について相談します。それから複数の事業所を見学し、通いやすさやサービス内容、施設の雰囲気を確認し、子どものニーズにあっているか、子ども自身が楽しめているかなど具体的に相談します。利用したいサービスが決まったら必要書類をそろえて市区町村に申請してください。
必要な書類は市区町村によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
まとめ:子どもの特性を理解して適した支援を提供しよう
療育は子どもの特性に合わせた支援をおこない、自立した生活を送れるように促す取り組みです。早期から療育を受けることで、子どもたちは自分の障がいを理解しながら自分の能力を伸ばし、社会に適応していく能力を身につけていきます。
子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。
LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。
原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。