COLUMNコラム
療育センターとはどんな場所?施設の種類や特徴についても紹介
「療育センターってどんな場所?」
「施設の種類は?」
今回はこういった悩みや疑問を解決していきます。本記事では以下の内容がわかります。
- 療育センターはどのような場所か
- 施設の種類や特徴
療育センターは、障がいのある子どもに対してそれぞれに合った療育をおこなう場所です。施設の種類や特徴などについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
療育センターとは?
以下の内容について詳しく見ていきましょう。
- 療育センターは障がいのある子どもに対して治療・教育をおこなう場所
- そもそも療育とは
- 療育センターを利用するためには
療育センターは障がいのある子どもに対して治療・教育をおこなう場所
療育センターは、障がいのある子どもたちに対して、個々に適した治療や教育を提供する場所を指します。しかし、療育センターの具体的な定義は法律や制度で厳密に規定されていないため、明確な定義はなく、指し示す施設もさまざまです。
そもそも療育とは
療育とは、障がいのある子どもに対する支援のことです。専門家が子どもの特性に合わせた支援をおこない、自立した生活が送れるようにサポートします。
子どもの個性を大切にしながら、生活の質の向上が主な目的といえるでしょう。また、療育は発達支援とも呼ばれ、発達障がいや、グレーゾーンの子どもにもおこなわれます。療育は初心者でもわかりやすい形で子どもの成長と発達をサポートする重要な取り組みです。
療育センターを利用するためには
療育センターを利用するためには、受給者証の取得が必要です。児童発達支援や放課後等デイサービスなどの通所支援を受けるための「通所受給者証」と、施設に入所して支援を受けるための「入所受給者証」の2種類あります。
受給者証を取得するためには、障がい児通所・入所給付費支給の申請が必要です。ただし市区町村によって必要な書類が異なる場合があるため、事前に確認しておくと手続きがスムーズに進められるでしょう。
療育センターと呼ばれる施設とは
療育センターと呼ばれる施設は主に以下6つが挙げられます。
- 児童発達支援(児童発達支援センター・児童発達支援事業所)
- 医療型児童発達支援(医療型児童発達支援センター)
- 放課後等デイサービス
- 保育所等訪問支援
- 福祉型障がい児入所施設
- 医療型障がい児入所施設
児童発達支援(児童発達支援センター・児童発達支援事業所)
児童発達支援(児童発達支援センター・児童発達支援事業所)では、日常生活の自立支援や機能訓練を提供するとともに、保育園や幼稚園のような遊びや学びの場も提供します。
医療型児童発達支援(医療型児童発達支援センター)
医療型児童発達支援(医療型児童発達支援センター)では、児童発達支援の役割に加えて、医療を提供します。家族や子どもたち自身のニーズに応えるため、安心して成長できる施設です。
放課後等デイサービス
放課後等デイサービスは、障がいのある6歳~18歳の子どもが利用できる通所支援です。子どもたちが自立した日常生活を送れるよう、一人ひとりの特性に合わせたプログラムを考えて支援をおこないます。
※LUMOでは主として3 歳から中学3 年生を対象としています。
保育所等訪問支援
保育所等訪問支援は、児童指導員や保育士などが障がいのある児童が通う保育園・幼稚園を訪問します。集団生活に適応するための専門的な支援やサポート方法を提供します。
福祉型障がい児入所施設
福祉型障がい児入所施設は、身体・知的または精神に障がのある子どもを対象とした入所施設です。家庭での養育が困難な子どもに食事や入浴、排せつなどの身体介護や、日常生活に必要な訓練や自立支援などを提供します。
医療型障がい児入所施設
医療型障がい児入所施設は、福祉型障がい児入所施設の機能に併せて、医療を提供しています。
まとめ:子どもに合った施設を見つけよう
療育センターを選ぶ際は、子ども合った施設を見つけることが重要です。どのような療育をおこなっているか、支援内容は合っているかなどをきちんと確認しておきましょう。
子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。
LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。
原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。