COLUMNコラム

子どものチック症とは?発達障がいとの関連性についても

運動療育がもたらす効果

「子どものチック症とは?」

「子どものチック症と発達障がいの関係は?」

今回はこういった悩みや疑問を解決していきます。本記事では以下の内容がわかります。

  • 子どものチック症について
  • チック症と発達障がいの関連性

チックとは、思わず起こってしまう素早い身体の動きや発声をいいます。原因や改善方法に加え、発達障がいとの関連性についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

子どものチック症

チック症について、以下の3つを解説します。

  • チックとは?
  • トゥレット症の症状
  • チック症の改善方法

チックとは?

チックは思わず起こる身体の動きや発声で、多くの子どもに一時的に現れることがあるといわれています。しかし症状が1年以上持続し、日常生活に支障をきたす場合はトゥレット症と呼ばれます。

トゥレット症は典型的には4〜6歳に現れ、10〜12歳でピークになり、成人になると改善することが多いのですが、経過は個人によってさまざまです。ストレスや厳しい子育てが原因と誤解されることもありますが、トゥレット症は体質的な疾患で脳の働き方の違いによって起こることもあります。

トゥレット症は一定の頻度で見られ、男性の方が女性よりも多く発症するといわれています。

トゥレット症の症状

トゥレット症は以下の症状が見られる場合があります。

  • 首を激しく振る
  • 顔や顎を叩く
  • 座っているときや歩いているときに飛び上がる
  • 腕を自分の体幹に叩きつける
  • 歩いているときにしゃがむ
  • 地面を強く踏みつける
  • お腹に力をいれる

トゥレット症は体質的なチックであり、症状を抑えられるのは一時的といわれています。チック発生前に喉の締め付け感やエネルギーのこみ上げ、むずむず感、特定の場所への力入れ衝動を感じることもあるでしょう。年齢や時間によって症状に変動があり、緊張や疲労度によって影響されることもあります。

チック症の改善方法

チック症の改善では、チックの動作とは同時におこなえないような動きをする行動療法や、特定の薬物療法が使用されることがあります。日本では承認薬はないものの、統合失調症の薬や他の薬が効果があることが知られています。

漢方薬や抗てんかん薬、高血圧治療薬も使用されることがありますが、効果は統合失調症の薬に比べて弱いものです。成人期でも重篤な症状が持続する場合には脳深部刺激療法(DBS)が考慮されることもあります。

(参考:NCNP病院

 

子どものチック症と発達障がい

チック症と発達障がいについて以下の2つの内容を解説します。

  • チック症は発達障がいがある子どもに合併しやすい
  • 発達障がいと原始反射

チックは発達障がいがある子どもに合併しやすい

チックは小児の約1%程度に見られる頻度であり、めずらしい症状ではありません。特に自閉スペクトラム症や注意欠如多動症(ADHD)、不安障がいなどの傾向がある子どもにはチック症が合併しやすいといわれてます。

具体的な原因ははっきりとはわかっていませんが、脳機能の発達の偏りが関与している可能性があると考えられています。

しかし、チック症があるからといって必ずしも発達障がいがあるわけではなく、発達障がいがあるからといって必ずしもチック症があるわけでもありません。

発達障がいと原始反射

発達障がいやグレーゾーンの子どもたちにおいて、原始反射を調えることが重要といわれています。

原始反射は生後期に出現する生物学的な反射であり、通常は成長とともに自然に消失していきますが、発達障がいのある子どもたちは原始反射が残っているケースが多いとされています。

原始反射が残っていると自分自身をコントロールすることが困難だったり、本来の生体リズムをうまく刻めていなかったり、学力や運動能力、社会生活にも影響がでる可能性もあるでしょう。子どもたちの成長と発達をサポートするために、原始反射を調えることはは欠かせない要素ともいえます。

 

まとめ:チック症は発達障がいがある子どもに合併しやすい

チック症は、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症(ADHD)、不安障がいなどの傾向がある子どもにはチック症が合併しやすいといわれています。しかしチック症があるからといって発達障がいがあるわけではなく、発達障がいがあるからといってチック症があるわけでもありません。

チックは多くの子どもに一時的に現れることがありますが、症状が持続したり日常生活に支障をきたす場合は、すぐに医師へ相談しましょう。

子どものニーズに合わせた対応を心がけ、自信を持って成長できる環境を作ってあげてください。医師や専門家と連携しながら最適なサポート策を見つけましょう。

LUMOでは、原始反射の理論などを用いて脳を鍛えることで運動療育を促進しています。

原始反射は、生まれつき備わっている反射であり、刺激に応じて自動的に生じる反応です。この原始反射を調整することは、カラダの発達や運動機能の向上に役立ちますが、同時に脳を鍛えることにもつながります。

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